東京都立川学園との交流

令和6年2月19日本校中学部3年の生徒3名と東京都の立川学園(聴覚障害教育部門)の生徒約10名が第4回目のオンライン交流を行いました。

この交流は、約1年間にわたって継続して行ってきました。

第1回交流(令和5年3月20日)では、福井県や本校に関するクイズを出したり、東京都や相手校に関するクイズに答えたりしました。

第2回交流(令和5年7月12日)では、修学旅行で訪問する東京都について教えてもらいました。本校の生徒たちは、「東京都の有名なお土産が知れた。」「ディズニーランドのお勧めの乗り物が分かった。」と満足そうにしていました。

第3回交流(令和5年12月18日)では、修学旅行の思い出を発表しました。相手校からは、「ディズニーランドで一番楽しかった乗り物は何か?」「おいしかった食べ物は何か?」などと質問され、それぞれの生徒が答えていきました。

最後となった第4回の交流では、これまでの交流を振り返り、感想を伝え合いました。「教えてもらった東京都のお勧めのお土産を親戚の人に話したら、その方がそのお土産を買ってきてくれた。」というエピソードを紹介したり、「部活動の全国大会に出場して、実際に会って話をしてみたい。」と今後に向けての抱負を話したりしました。

他にも、地域による手話の違いについて話しました。スポーツや各教科を表す手話が東京都と福井県で異なっていることを知り、同じ言葉でも手話表現が異なることに気づきました。

普段、同年代と接する機会の少ない生徒たちにとって、コミュニケーション意欲を高める大変有意義な機会となりました。今後も、このようなつながりを大切にしながら、よい交流を続け、視野を広げていってほしいと願っています。

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