エクアドルからのオンライン交流(中高等部)

JICA(国際協力機構)所属の海外協力隊として、現在エクアドルに派遣されている隊員の方々と、本校中高等部の生徒たちが、オンラインで交流学習を行いました。

2月26日(月)は、高等部の生徒4名と隊員4名が参加しました。

2月29日(木)は、中学部の生徒7名と隊員4名が参加しました。

生徒たちからは「伝統的な食べ物は何か」「伝統文化や行事は何か」「現地ではどこの国の言葉を話しているのか」「どんな動物がいるのか」など、現地に関することを尋ねる質問が多く出ました。それらの質問に対して、隊員の方々から写真や動画を見せてもらいながら教えていただきました。
隊員の方々からは、これからの活動内容を教えていただきました。また、「現地に来て怖い思いもしたが、新たなことに気が付くことができた。みなさんもいろいろなところに行って、いろいろな人と出会って、視野を広げてほしい」というメッセージもいただきました。
授業後の生徒たちからは「エクアドルの生活や社会状況を知ることができた。」「昼夜の温度差が激しいことが分かった。」という感想や、次回は「最も生産されている食物は何か。」「外の様子を写真で見てみたい。」「お米は日本と違うのか。」ということ聞いてみたい、という抱負が聞かれました。
今回の授業を通して、生徒たちはグローバルな視野を広げるというのはもちろん、エクアドルという国について知ることで、日本のことを見つめ直すきっかけとなりました。日本では当たり前のことが、外国ではそうではないことに気付き、自国への理解や自己理解を深める機会ともなりました。
今後、隊員の方々の活動が本格的に始まってから、再び今回のような交流の機会を設けて、活動で感じたことや学んだことを改めて教えていただき、さらに学びが深まることを願っています。