水害想定避難訓練(寄宿舎)

10月9日(木)に寄宿舎で水害想定の避難訓練を行いました。

大雨により近隣河川が氾濫し浸水する恐れがあるという想定で、寄宿舎棟から学校棟へ垂直避難をする訓練をしました。

できるだけ高い場所へ避難するため、舎監の先生の誘導で平屋の寄宿舎棟から学校棟の最上階へ避難しました。 舎生たちは舎監や指導員の指示をよく聞き、落ち着いて避難していました。

訓練後の舎生の振り返りでは、「自分の命を守らないといけない気持ちで真剣に行動しました。」、「災害はいつどこで起こるか分からないので、普段から心構えをしておくことが大事と感じました。」、「訓練の大切さを改めて自覚しました。本当の災害の時でも動けたらいいなと思います。」などという意見が聞かれ、舎生たちが真剣に避難訓練に取り組んだことが分かりました。

この訓練の事前(9月29日~10月7日)に随時、避難訓練の事前学習を行いました。その際の主な学習内容は以下の通りです。                                                              

・避難の際の準備物として、人口内耳や補聴器、充電器、電池、乾燥機などは忘れず準備することを確認しました。   

・水害による避難時の行動として、本校の水害想定避難訓練で消防署の方から学んだ、「ひ・も・で・ひ・く」の行動について確認しました。(なんを呼びかける・どらない・きるだけ高いところに逃げる・(単独行動者を)き止める・るまに頼らない) 

今回はいざという時に慌てず行動ができるよう、本番さながらに避難経路をたどる訓練をしましたが、天候が雨という環境も相まって、舎生たちはより緊張感を持ち真剣に避難訓練ができたようです。今後も繰り返し避難訓練を行い、舎生が安全に避難できるよう取り組んでいきたいと思います。