文化祭~中高等部~

今年の中高等部の発表は「ルビクラブとの交流会で学んだこと」をテーマに、「」「クイズ」「手話コーラス」「書道パフォーマンス」の4つに取り組みました。「手話コーラス」と「書道パフォーマンス」ではルビクラブのメンバーと共演することができました。

」ではルビクラブとの交流で学習した温泉の‶ピクトグラム”を見て、文化の違いを面白く表現しました。中高等部全員で劇を行うのは3年ぶりでセリフを覚えたり、動きを覚えたりする練習が大変でした。休み時間などを利用して生徒同士が互いにセリフの確認をし合い表情や身振りを工夫して劇の内容や面白さ伝わるように何度も練習しました。

クイズ」では、外国でみられるピクトグラムが何を表しているのか観客の方々に考えてもらいました。答えは、3択形式にし、挙手をしてもらう形にしました。生徒は3つの選択肢を何にするか頭を悩ませながら決めました。

手話コーラス」では、歌詞の意味に合うような手話を生徒たち考え発表しました。ルビクラブの3名とALTに練習から参加していただき、当日は息の合う手話コーラスの発表となりました。

最後に「書道パフォーマンス」を披露しました。全員で協力し1つの作品を仕上げました。「紡げ 心の絆 成果はひとつ」の文字をステージに掲げフィナーレとなりました。
練習では、大きく書くことに苦戦しながら繰り返し練習に取り組み当日は素晴らしい作品が出来上がりました。

また、今年は文化祭に向けて中高等部の文化祭Tシャツを作成しました。生徒会から提案を受け、Tシャツ係の生徒が進めてきました。生徒からデザイン案を募集し、その中から選ばれた2つの案をもとにTシャツ用にデザインしました。練習から着用し、中高等部の心は1つにまとまっていきました。
当日は中高等部の生徒・教員全員が着用し、チーム中高として一致団結することができました。

今年の発表の内容は、7月ごろから準備を進め、生徒たちが話し合って取り組みたいことを考えてきました。これまで一生懸命練習や準備に取り組み、本番では練習を超える最高のパフォーマンスができたと思います。
これまでの学習を振り返って、発表としてまとめたことやいろいろな人に見てもらえたことは生徒たちにとって大きな自信につながり、貴重な経験となりました。またどの生徒も大きな達成感や充実感を得ているようでした。この経験を今後の学習につなげていきたいと思います。

午後からは模擬店で盛り上がりました。今年度は「缶つみバトル」と「的あてチャレンジ」の二つのお店を開催しました。夏休みから計画を始め、どうしたら幼稚部から大人の方まで楽しんでもらえるかを考えながら準備を進めてきました。

缶つみバトル」ではたくさんの人に遊んでもらえるよう、一度に二人が遊べるよう会場の設計をしました。また、積んだ缶の個数がわかりやすいような目安の準備にも取り組みました。

的あてチャレンジ」では幼稚部から大人までどの位置から投げればいいかを何度も試しながら準備をしました。

特にルール決めや景品の基準などは何度も話し合いを重ねて、色々な意見が出てくる中で生徒たちが一つの物を作り上げて当日を迎えることができました。

当日はそれぞれのブースに分かれて、丁寧な接客でお客様に楽しんでもらうことができました。

「缶つみバトル」では応援しながら、残りの時間や積み上がっている缶の数を途中で教えるなど、お客様がよりわかりやすいように進行することができました。少しの振動で缶が崩れてしまうかもしれないのでなるべく身体は動かさないようにという気遣いも生徒たちで考えて取り組んでいました。

「的あてチャレンジ」では中々狙ったところに入らないお客様に対して熱い声援を送り、狙い通りに投げられたら大きな拍手と歓声で盛り上げながら進行することができました。

生徒たちもお客様からゲームの感想を伝えてもらったり、「ありがとう」と感謝の言葉を伝えてもらったりと充実した時間を過ごすことができていました。たくさんの方々と接する中で生徒たちにも自然と笑顔があふれていました。今回の準備や当日の接客を通して得た経験をこれからの生活にいかしてほしいです。